トヨタカスタマイズ&ディベロップメント

(コラム)ハイメディックをふり返る ~初代・UZH型~

平成3年に救急救命士法が制定され、
その翌年に高規格救急車ハイメディックは発売されました。

他社は、海外をイメージしたトラックベースの大きな車両を採用している中、
トヨタは交通事情を考慮し、ハイエースをベースに車体を拡幅改造し、登坂路などで不便のないよう、
ハイエースには設定のなかった大排気量のエンジン(V型8気筒4.0L 1UZ-FE)を載せることで注目を浴びました。

室内もキャビネットの形状に合わせた
ハイメディック専用の車載専用型モニター付デフィブリレータ(日本光電製)を設定するなど、
「高規格救急車」ならではの医療との結びつきを感じさせるものでした。

しかし、医療が初心者の私達には、仕様書に出てくる医療器は見たことも聞いたこともなく、
夜遅くまでかかって見積りをする等とても苦労した記憶があります。

早いものでハイメディックも3代目となりましたが、
社会の変化に寄り添い、いつまでも必要とされる存在でいて欲しいものです。

(営業担当:C.T)

 
(左:UZH型外観、右:患者室内架装事例)

(車載専用型モニター付デフィブリレータ(日本光電製))

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