(コラム)ハイメディックをふり返る ~現行・TRH型~
トヨタ救急車ハイメディックは現在の車両が3代目となりますが、
私は初代より営業を担当させていただいており、
気が付けば、早いもので担当25年目を迎えることとなりました。
ベースとなる車両を初代は拡幅、2代目はストレッチ、と専用の改造をしてきましたが、
3代通して変わらないのは救命処置を行う室内空間、立って処置も出来る室内高です。
このようにハイメディックは日本独自の高規格救急車(Large Inside , Small Outside)を目指し、
様々な進化を遂げてきました。
日本全国に数多くの救急車をお届けしておりますが、
2台として同じ仕様・装備の救急車が無いことを皆さんはご存じでしょうか?
そのご要望を叶えるべく、今日まで頑張ってまいりました。
「過去最大の室内処置・収納スペース」を有している現在の車両は、
2020年度から安全運転をサポートする「Toyota Safety Sense
(衝突被害軽減ブレーキ、レーンディパーチャーアラート、オートハイビーム)」を採用。
一般車に救急車の接近をお知らせする「ITS Connect」や、
走行・活動状況に応じて散光式警光灯の点滅パターンが自動的に変化する「アクティビーコン」をオプションに設定、
周囲車両からの認識が高まり、より安全な緊急走行が出来る車両へと進化しています。
救急車は、人の命を救うためのクルマです。
昨今のコロナ禍、救急救命の最前線にいる日本全国の救急隊員の皆様が、
安全に活動できる車内環境を整えると共に、
救命活動のしやすさ、安全な緊急走行の実現に向け、さらなる安全・安心のため必要な改良を重ね、
一歩先の未来へ進んで行けるよう努力してまいります。
(営業T.U)
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